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2010年02月08日 - グリーフ・カウンセリング

週末は、僕が所属している日本産業カウンセラー協会神奈川支部が主催するグリーフ・カウンセリングの講座に参加してきました。講師は浄土真宗のお坊さん(女性だから尼さん?)でしたので、そちら寄りのお話も随所に見られ、とても勉強になりました。

「ハレ・ケ・ケガレの思想」というところではこんなことをおっしゃっていました。
「「ハレ」とは「普段やらないこと、特別なこと」とのこと。なので結婚式のことを「はれの日」と言ったり「晴れ着」と言ったりすると。逆に葬式等仏事のことも本来は「はれの日」と言うし、喪服のことも「晴れ着」と言う。」「「ケガレ」とは「ケ(日常。生きているエネルギーが充満している状態。)」が枯れている状態のことをさすので「ケガレ」と言う。エネルギーが不足している状態である。」
いやー、勉強になりました。こんなお話をいろいろとしてくださり、とても興味深かったです。

またこんなこともおっしゃっていました。
「葬儀はカウンセリングです。初七日、四十九日、百カ日など、身近な方を亡くされた方々と定期的にお会いして、お話を伺う。お話をさせていただく。これはたとえば週に1度行うカウンセリングと同じものです。ですのでお坊さんがカウンセラーであれば、とても良いことだと思います。」
なるほど、アイ アグリー。
今まで僕は、やたらお金がかかるし意味があるんだか無いんだから分からない法要なんてものはやらなくていいんじゃないかと思っていたところがありましたが、そのお話を伺って、少し理解できました。あとはウチのお坊さんがもうちょい勉強してくれれば…というとお坊さんに悪いけれど、お坊さんにハートが見えればいいのになぁ、なんてことを思います。

グリーフ・カウンセリングに関して言うと、ある外国の女性が、家族や親族の死を通して学んだことを書いた本を読んでいる最中なのですが、それもまた勉強になります。
葬儀やそれに関する様々な行事を通して嘆き悲しむことを避けてしまうと、いつまでも遺族を亡くした悲しみから逃れることができないそうです。ですので亡くなった方の死を暗いもの、隠すべきもののように忌み嫌うのではなく、涙したければ涙し、セレモニーを通して皆で分かち合うことが大切とのことです。

その本を読んだうえで週末のグリーフ・カウンセリングの講座に参加したことにより、日本と外国との文化の違いなんてことも感じ、意義ある週末を過ごせたなぁなんてことを思っています。あとは自分なりの「死生観」をきちんと持つこと、カウンセラーとしてはこれが大事なのでしょうね。

投稿者 安西祐輔 | コメント (0) | 人気ブログランキングへ | にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ

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