コラム
病は気から
「病は気から」という言葉がある。たとえば体調が悪くて病院に行ったが、あらゆる検査をしてみても悪いところは全く見つからない。医者からも「どこも悪くありません。大丈夫です。」と、根拠となるレントゲン等の資料を見せられながら告げられる。そうすると不思議なことに、今まで感じていた体調不良が嘘のように消え去ってしまう…。これはまさしく「病は気から」と言えるのかと思う。この現象は実は不思議なものでも何でもなく、医学的に証明ができるものではないかと思っている。個人的に思うに、おそらくベータエンドルフィンと呼ばれる物質が関係しているものと思う。
ベータエンドルフィンとは所謂「脳内麻薬」の一種で、その分泌によりリラックス効果が導き出されるものらしい。同時に免疫細胞を活性化させる役割をも果たしているようで、結果として癌細胞を殺すことにも繋がるとのこと。このベータエンドルフィンが分泌されるためには、身体を動かしたり、心に安らぎが芽生えるといった要素が必要になるらしい。
よって上記の例の場合、医者から「大丈夫」と告げられたことにより安心し、それにより脳内にベータエンドルフィンが分泌され、結果として身体の不具合が消え去ってしまったのではないか、と考えられなくも無い。
このことから考えると、人が病を克服するためには「信頼できる人から安心できる一言を聞くこと」が大切なのかと思う。それにより、人は「自己治癒」を行うこととなる。もちろんこのことが全てとは思わないが、「人がよくなるためのひとつの要素」としては挙げることができるものと思う。
僕がヒーリングを行う際に「お話をする」ということも、このことがひとつの目的でもある。自己治癒力を導き出すためのひとつの手段として「お話」を利用をしている。そして経験上、それには効果があるものと思っている。
「病は気から」という言葉。この言葉を軽く受け取ってはならないと思う。毎日を楽しく生きることが健康でいることの基本なのかもしれない。

