ヒーリングとアンパンマン

2019年04月15日

スピリチュアル・ヒーリングの施術を終えた直後にクライアント様から「疲れないんですか?」と聞かれることがあります。疲れません。疲れないどころか、クライアント様にヒーリングを施すことで、クライアント様とともに私も心地よくなります。スピリチュアル・ヒーリングとは霊魂と人間との共同作業による癒しの行為です。そのメカニズムを説明すると、クライアント様からのお求めに応じて、ヒーラーの身体を通し、霊界に控える癒しを専門とした霊団からそのクライアント様に向けた癒しのエネルギーが届けられます。ヒーラーの身体を通すわけですから、ヒーラーもクライアント様とともに癒されるわけです。スピリチュアル・ヒーリングにおいては、ヒーラー自身のエネルギーを使うことはありません。

これに対して、ヒーラー自身のエネルギーを用いておこなうヒーリングも存在します。サイキック・ヒーリングです。サイキック・ヒーリングとは、ヒーラーが持つエネルギーをクライアント様に対して分け与えるものです。やなせたかし氏が描いた「アンパンマン」というマンガがあります。正義の味方であるアンパンマンは、自らの顔をちぎって子供たちに分け与えます。子供たちはそれを食べて元気になります。顔をちぎったぶん、アンパンマン自身は弱ってしまいます。アンパンマンは自ら顔を作りなおすことができないため、ジャムおじさんに頼るほかありません。ジャムおじさんに顔を作りなおしてもらうことで、その生命を維持します。サイキック・ヒーラーもこれと同じで、自らのエネルギーを用いる以上は、何らかの方法を用いて自らにエネルギーを補充する必要があります。
稀にスピリチュアル・ヒーリングをおこなっているにも関わらず疲れてしまうヒーラーを見かけることがあります。疲れるものでは無いにも関わらず、です。それは、おそらくはスピリチュアル・ヒーリングを行っている最中に、自分でも気づかぬうちにサイキック・ヒーリングに切り替わってしまったことが原因ではないかと推測しています。具体的に言うと、霊界の霊団からエネルギーを届けていただいている最中に、ヒーラー自身に「我」が出てしまったために、エネルギーの出どころが霊界の霊団から自らの身体へと入れ替わってしまったことによるものと思います。知らず知らずのうちに自らのエネルギーを放出してしまったことにより、それが疲れという形にあらわれたのではないかと思います。

スピリチュアル・ヒーリングにおいては、その全ては霊界の霊団に委ねる必要があります。ヒーラーがすべきは、エネルギーを通すためのパイプ役に徹することであり、あの世のエネルギーの周波数をこの世のエネルギーのそれへと変換するための変換器となることです。そこにヒーラーの意思や願いを乗せる必要はありません。スピリチュアル・ヒーリングのためのエネルギーを放出しているのは、ヒーラーではなく霊団ですから。
もしスピリチュアル・ヒーリングの世界における正義の味方を挙げよと言われれば、それはもちろん我々ヒーラーでは無く、霊界に控える霊団だと言えるでしょう。

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