代替医療へ向かう理由

先に説明をしておくと、私は2016年にステージ2の舌癌になり手術をおこない、2018年にはそれが再発してステージ1のものを切除しました。スピリチュアル・ヒーリングなんてものをやる身ではありますが、何かあればすぐに病院へ行って物理的な部分を診ていただくことを信条としているので、その際も迷わずに病院へ行きました。実際に舌癌で入院していた期間もその前後も、自分で自分にヒーリングを施したのは1度だけです。舌癌の場合、術後に口の中に粘液が貯まります。その粘液を止めるために自分で自分にヒーリングをおこないました。すぐに止まりましたよ。その粘液について説明をしますとね、それはとにかくどんどん出てくるんですよ。なので比較的短いスパンで吐き出さないと口の中がそれで埋もれてしまうので、ベッドで仰向けになんて寝ていられないわけです。息ができなくなりますから。なので横向きに寝て、粘液が出てきたらティッシュに吐き出すか、洗面所まで行って吐き出すしかありません。鼻も詰まってくるので、結局は椅子に座る体勢が一番楽です。座っていれば呼吸がしやすいんです。なので手術を終えた日の夜は、ベッドでは無く椅子で一夜を過ごしました。それがね、つまりは仰向けに寝られないというのがね、地味に辛いんですよ。なので術後二日目に「しゃーねーなー」ということで、自分で自分にヒーリングをしてその粘液を止めたということです。

話が長くなりました。ここからようやく本題です。
特に大病をされた方に多いのかな?その病の克服のため、通常の医療行為では無く、代替医療に頼ることを選択する方がいらっしゃいますよね。もしくは両輪で進めるとか。その選択自体には興味が無いと言いますか、それぞれ自由だと思っているのでどの方法をとろうが外野が口を挟むことでは無いと思っているのですが、自分が舌癌になってみて、代替医療に気持ちが向く理由が分かるようになりました。これね、当たり前と言えば当たり前のことなんですが、たとえば癌らしきものが見つかりましたと。次に何をするのかというと、多くの場合はもっと大きな病院に行って検査をすることになると思うのです。そこで検査をおこない、数週間後にようやく「癌です」ということになります。で、そこから治療方針を決定したり、手術の段取りを決めたりするわけです。文章にするとたったの数行ですが、実際には癌らしきものが発見されてから手術を終えるまでに数か月もの月日がかかります。検査も手術も順番待ちをすることになりますから。でもその間に病気って進むじゃないですか。その間、大きな病気であればあるほど、心情的に、何もせずにただただじっとしているわけには行かないわけですよ。なのでその間に自分でできることをしたくなる。それが代替医療であったり、ラジウム温泉に行ったり、高価な水を飲んだりという行為に繋がるのだと思います。統計をとったわけでは無いので推測の域を出るものではありませんが、これね、おそらくは「大病を患った人あるある」だと思います。
なので本来であれば病の発見から手術までの間を短くすることがベストだろうとは思いますが、実際にはなかなかそれも難しいでしょうから、医療行為と代替医療とを併用することはアリだと思っています。宣伝でも何でも無いんですけど、スピリチュアル・ヒーリングってのは、そういうときにこそ利用を検討していただきたいものです。あくまでも通常の医療行為を受けていただくことが先です。その次に、ヒーリングなり、ラジウム温泉なり、乳酸菌なりビワの種の粉なり何なりを検討するのは悪いことでは無いと思っています。