私について – 中学生まで

今日は中学生の頃の話を書きます。昨日の日記には「次回は中学から高校生あたりまでのことを書くつもり」と書きましたが、冷静に振り返ってみたら高校生の頃は何も起きていないと言いますか、特に思い出すことも無いので、今回は中学生の頃のことだけを書きますね。中学生の頃に起きた、忘れられない事件です。

平たく言うと、中学一年生のときに幽霊を見たのです。隣の席の女子たちが休み時間に「こっくりさん」をやってましてね、それが女子たちの隙間からちょいちょい見えるわけです。隣の席なもので。で、やっている最中に休み時間終了のチャイムが鳴り、教室に先生が入ってきました。女子たちは机の上に置いていた紙と10円玉をすぐにしまい、それぞれの席につきました。
授業が終わると、さきほどの女子たちが慌てていました。どうやらこっくりさんというものには始め方と終わり方の作法があるようで、さきほどは教室に先生が入ってきてしまったので、その正しい終わり方をすること無く終わらせてしまったと。こっくりさんが怒ってるかもしれないと。怒ってたらヤバいと。なのでもう一度こっくりさんをやって、怒っているかどうかを聞かないといけないと言います。よく分からんけどもとにかくまずいことが起きたんだねぇと他人事として捉えていましたが、「見てた人も同罪だよ!!」と言われ、隣の席に座っていただけの私も巻きこまれることに。ちょうどテスト前だったため放課後に部活動は無く、皆で検討をした結果、なぜか我が家に集まって皆でこっくりさんをすることになりました。
我が家に集まり、紙と10円玉を皆で囲み、代表の女子が「さっきの方ですか?」と聞くと、10円玉は紙に書いた「Yes」の周りをぐるりと回りました。どよめく女子たち。「怒っていますか?」と聞くと、光の速さでYesを回りました。この時点で数名は泣き出しました。目に見えないものが「怒ってる」と言うんですから、そりゃ怖いよね。で、どのようにしてそこまで至ったのかは覚えていませんが、結果としては許してもらえることになりました。最後に「こっくりさんが言いたいことがあれば言ってください。」と告げると、10円玉はものすごい勢いで紙に書かれた平仮名のなかを動き始めました。その勢いが本当にものすごかったので、その場にいた全員に恐怖心が芽生え、動いている最中にも関わらず、誰かが「お戻りください」と伝えて所定の位置に戻ってもらいました。そしてもう止めようということで、こっくりさんには帰っていただきました。終えてから数分だったか数秒だったかは覚えていませんが、こっくりさんが辿った軌跡をメモしていた女子が「あっ!」と叫びました。彼女が言うには、こっくりさんが辿った平仮名を並び変えると「お」「ま」「え」「ら」「み」「ん」「な」「こ」「ろ」になると言うのです。私も見ましたが、確かにその通りでした。途中で止めてしまったのでその先の文章はもう知る由も無いわけで。その場にいた多くの女子が号泣したことは言うまでもありません。殺されるかもしれないと。
で、こっくりさんのために使った10円玉と紙は処分しなければならないとのことで、私は紙を燃やす係に任命されました。危なくないように台所で紙に火をつけましたが、台所ゆえ、紙の端が少しだけ水に濡れてしまい、燃え残ってしまいました。どうしたもんかと思い、背後にいる皆の方を振り返ったのですが、振り返る途中に知らない女の人が目に入りました。庭にあるみかんの木の下に、白く透けている女の人の上半身だけが浮いていて、私と目が合った瞬間に消えたのです。恐怖も恐怖、大恐怖でした。数分前までやっていたこっくりさん、性別を聞いたら女性だと言っていたことも思い出しました。余計なことを思い出したもんですよ。髪は肩より少し長めでパーマというかウェーブがかかっていて、ブラウスを着てましたよ。それが浮いてんの。怖い怖い。お母さんにも報告しましたよ、そりゃ。それが私の初めての幽霊体験でした。

こんなことを大人になるまでちょいちょい体験してきました。今となってはその積み重ねが大事だったと言いますか、体験すべくして体験してきたのかもしれないなと思えますが、当時の私にとっては恐怖以外の何ものでもありませんでした。

次回は大学の頃から30代あたりまでのお話ができればなと思っています。どんどん「スピリチュアル」な話になっていきますよ。